心からの感謝
わたしの友人であり、指導者のお一人でもある人に、日下先生という方がいらっしゃいます。
大阪キリスト教短期大学教授であり、日下教育研究所の所長も務めておられます。
もう知り合ってどのくらい経つでしょうか。楽に15年以上は経つように思うのですが…。
日下先生とはそれほど会えるわけではないですし、頻繁に会話するわけでもないのですが、いつもホームページやメールなどで、いろいろな刺激をいただいています。かつて小さな新聞のような論説を送って頂いていましたが、今でもファイルし時々読まさせて頂いています。
そんな日下先生が、わたしたちF-style School とF-style Club の「モーグルサポーター制度」に賛同してくださり、資金面で援助をくださるというのです。
ほんとうに驚きました。
日本にもこうした考えと感性を持たれた方が生まれ、かつ行動をおこしてくれたのだと、深い感動を覚えました。
わたしがワールドカップをまわっていたとき、アメリカチームは日本チーム以上に資金面で苦労していました。ほとんどの選手が自費でワールドカップに参戦していました。しかし、彼らには強い味方がいたのです。それは地域の有力企業や小さな銀行たちでした。優秀な選手に地域の企業が、スポンサードしてくれたのです。なかにはわたしの友人の場合のように、アルバイトしていたレストランが、少ないながらもワールドカップ遠征費を出してくれるという場面に出くわしたこともあります。
もっと小さな話では、ウィッスラーのレストラン“すしビレッジ"や“鉄板ビレッジ"が、何人かのワールドカップモーグルスキーヤーを援助していました。お小遣い程度の金額ですが…。
アメリカには賛同できるアイデアを実行に移す人に、金銭面で応援する風土があります。きっとオバマさんが大統領選で多額の寄付を得られたり、資金を得られたりした背景には、こうした伝統があるのではないでしょうか。
しかし、日本には自分の考えを、お金で表すという風潮はありません。
自分が正しいとする企業の製品を買ったり、化粧品を買ったりする風土もありません。アメリカでボディショップに人気があるのは、創業以来動物実験をおこなわず、一貫して残酷な化粧品の動物実験に反対してキャンペーンをおこなっているからです。つまり、ボディショップを支えているのは、動物愛好家たちなのです。
わたしたち F-style のはじめたことが、もしこうした草の根的活動の一つの波を創れるなら、これほど嬉しいことはありません。そしてF-style の行動が、自分の大切にする友人の心を動かしたとしたなら、ほんとうに嬉しいことです。
お金が欲しくてはじめた運動ではありませんし、それを期待するものではありません。しかし、資金という形で賛同を示してくださる人の登場で、一気に身の引き締まる思いがします。
大切に使わせて頂きます。
ほんとうにありがとうございます。
生まれて初めての経験なので、どのように感謝したらよいか、分からないほどです。









